インド・ネパールのコト
2022.11.18

インドのお正月【ディワリDiwali】のご紹介!(後編)

― ナマステ ―

こんにちは!インド・アジアンダイニング スワガタムです。

以前、インドのお正月「ディワリ」についてブログでご紹介しました。
ディワリを祝うお祭りはとっても賑やかで、大都市では花火が上がるほど盛大です。

前編はコチラ
「ヒンデゥー教の新年を祝う【光のお祭り ディワリ -Diwali-】をご紹介!(前編)」

今回は、そんなディワリに欠かせないお菓子【ミタイ(mithai)】と、
ディワリに向けて各地で賑わうバザー【ディワリメラ(dewali mela)】についてご紹介しようと思います!

○ディワリに欠かせない【ミタイ(mithai)】

日本のお正月には、おせち料理やお雑煮を食べる文化がありますよね。
一方、インドではディワリに伝統的なお菓子(ミタイ)を
チャイと一緒にいただくのが楽しみのひとつ。
ミタイを神様に捧げたり、家族や友人、親戚たちに贈り合ったりします。
インド人は本当に甘いものが大好きなんです。

お菓子屋さんでは、ディワリの1ヶ月ほど前から
ディワリに向けて華やかにディスプレイを行い、
たくさんのお菓子の箱詰めが販売されて賑わいます。

日本のバレンタインデーのような感じなんです。

― インドの伝統的なお菓子を少しだけご紹介 ―

神様ガネーシャも大好き「ラドゥ」

ひよこ豆の粉と、ギー(バターオイル)、お砂糖から作られる団子型クッキー。

伝統的スナック菓子「ジャレビ」

小麦粉に水を合わせたゆるい生地を、渦型に揚げて砂糖のシロップを染み込ませます。

お祝い事に振る舞われる「カランジー」

ココナッツパウダーや細かく砕いたナッツ類を小麦粉でできた生地で包み、油でじっくり揚げたお菓子。

どれも甘いお菓子ですが、素朴な味がインドで愛されています。

○最大規模バザー【ディワリメラ(diwali mela)】

ディワリに向けて人々は新しい服を用意したり、
金や宝石などの大きな買い物をすることも多く、
クリスマスに匹敵する経済活動があると言われています。

加えて、いろいろな人にギフトを送り合う習慣があるため、
各地でメラ(mela)と呼ばれるバザーが開催されます。
メラ自体は年中開催されていますが、その中でも「ディワリメラ」は最大規模。
とても数多くの客が集まります。

ディワリメラに集まる人々

このように、ディワリシーズンは街中が活気に溢れます。
地元のマーケットでは、「ヘナタトゥー」をする女性がいたり、さらに華やかな雰囲気に。

美しい服を身にまとい、ディワリを祝う女性たち

インドのディワリ、いかがでしたでしょうか。

日本ではあまり知られていないお祭りですが、
インドのお祭りに少しでも興味を持ってくださったらとても嬉しいです!

これからも、インドやネパールの文化を
少しずつご紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧くださいね。

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